課題を解決

Windows 10移行に対応したアプリケーション管理術(2/3)

2017/05/16

既存アプリケーションをWindows 10に移行する基本方針

Windows 10への移行に際して、これまでWindows 7環境で運用してきた既存のアプリケーション資産をどうやって継承するかは、特に重要な課題となります。

Windows 10非対応アプリケーションの救済

これまでWindows 7の物理PCで運用してきたモード1の既存アプリケーションに関して、Windows 10でサポートされない、あるいはWindows 10への改修コストが見合わないといった場合、仮想化技術によってOSから分離し、延命を図ることが可能です。
具体的にはVMware Horizon® 7によりWindows 7環境をVDI(仮想デスクトップ)化することで、デバイスに依存せず既存アプリケーションを利用することが可能となります。また、デスクトップ環境を必要とせず特定のアプリケーションのみ利用できれば良い場合や、一部のユーザーが継続して利用を求める特殊なアプリケーションについては、アプリケーションの画面のみを転送する公開アプリケーション方式を選択することも可能。VMware Horizon® Clientから既存のアプリケーションを利用することができます。

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アプリケーション動作確認サイクルの緩和

モード2のアプリケーションはCB/CBB のリリースごとに動作検証や改修を行う必要がありますが、この作業は4~8か月の短サイクルで繰り返されるため、IT部門は常に重い負担を抱えることになります。
そこでモード2のアプリケーションについても、VMware Horizon 7によるVDI化や公開アプリケーションの活用、あるいはVMware ThinApp®によるパッケージング化など、仮想化技術を用いてOSから分離することをおすすめします。これによりWindows 10のアップデートサイクルに引きずられたアプリケーション動作検証/改修サイクルを緩和し、IT部門の対応工数を削減できます。

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