ユーザーの多様なワークスタイルを支える基盤へと発展
VMware Horizon 7は、オフィスの内勤業務のみならず営業やエンジニアリングなど、幅広い業務に適用範囲を拡大。また、ユーザーの多様な働き方を支えるワークスタイル変革を促進する基盤としても注目されています。
理由4:スマートポリシー
ユーザーが社内に限らず、出張先や顧客先、自宅など、様々な場所で仮想デスクトップを利用する場合、例えば端末のUSBやクリップボードの利用を禁止するなど、どうしても厳しいポリシーを一律に適用せざるを得ませんでした。
VMware Horizon 7では複数のポリシーを定義し、ユーザーの属性や接続するシーンに応じて動的に切り換えながら適用することが可能となりました。ユーザーの使い勝手を最大限に配慮し、なおかつ適切なセキュリティを確保することができます。
- デスクトップ機能の許可 or 禁止を動的に制御
- ポリシーは複数のコンディションに基づいて適用(ユーザグループ、デスクトップにアクセスするロケーション、デスクトッププールのタグなど)
- 複数のポリシーを定義可能(各ポリシーは順番に評価され、ポリシーごとに機能の許可や禁止の制御が可能)
- デスクトップへの接続もしくは再接続のたびに、コンディションに基づいてポリシーを適用
理由5:TrueSSO
仮想デスクトップからサーバ上やSaaSなど複数のアプリケーションを利用する際に、その利便性を高めるためSSO(シングルサインオン)の仕組みが用いられます。しかし、従来のSSOはIDとパスワードによるユーザー認証をベースとしており、生体認証などを含めて多要素認証には対応できていませんでした。
VMware Horizon 7はVMware Identity Manager™と連携し、ユニークかつ有効期限が短い証明書を生成してWindowsのログオンプロセスを実行することで、多要素認証によるSSOをサポートします。将来的には煩雑でリスクの高いパスワード管理からユーザーを解放することも可能です。
- 一度認証されたユーザーは、Windowsデスクトップやアプリケーションに対してActive Directoryの認証情報を要求されることなくログイン可能
- 認証とアクセスを分離
- セキュリティの強化(ユーザーのクレデンシャル情報はデジタル証明書で保護され、パスワードは転送されない)
理由6:Blast Extreme
VMware Horizon 7は、新たにH.264の映像圧縮方式に準拠した画面転送プロトコル「Blast Extreme」をサポートしました。従来からのPCoIPと併せたマルチプロトコルを柔軟に使い分けることで、製造業や建設業のほか、医療、社会・公共機関、メディア・エンタテインメント、教育機関、地図情報システム(GIS)まで、3Dグラフィックスアプリケーションの幅広いニーズ、エンドポイントデバイスに対応できます。
関連情報: エンジニアリングワークステーションのVDI化を実現するVMware Horizon
いかがでしょうか。VDIの新たな可能性を拓くVMware Horizon 7の導入をぜひご検討いただき、ビジネス現場の革新に乗り出してください。
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