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仮想化環境に特化したバックアップ
〜vSphere Data Protection Advanced (VDP Advanced)でバックアップ/リストアを省力化〜 (1/3)

2014/02/07

物理サーバを仮想化統合したが、バックアップ作業は従来のままのツールを使い続けている――。そこには大きな“落とし穴”があります。 物理サーバ用のバックアップ手法をそのまま仮想マシンに適用した場合、作業は軽減されるどころか煩雑化し、余計なコストもどんどん膨らんでしまいます。

ますます困難になるバックアップ

仮想化の普及にともない、社内に乱立していた物理サーバの集約・統合が進んでいます。これにより、ハードウェアの維持管理に関する作業負荷は大幅に軽減されます。その一方で、仮想化した後も手間がほとんど変わらない 、むしろ以前よりも作業負荷やコストが増加してしまったという悩みを多くの企業が抱えているのが、バックアップではないでしょうか?

仮想化環境におけるバックアップの悩み

  • 仮想マシンが増加するたびにバックアップ設定の見直しが発生。
  • 仮想化環境でのバックアップ中に物理リソースの競合が発生し、パフォーマンスに影響を与える。
  • システム基盤は統合したため、既存のバックアップソフトが乱立している。
  • 仮想マシンごとにエージェント型のバックアップ方式を採用しており、ライセンス費用が高額になる。

混乱の原因は、物理サーバ用のバックアップ手法を使っていること

仮想化環境でバックアップの作業負荷やコストが増大する原因は、物理サーバに対して実施していたバックアップ手法を、そのまま適用していることにあります。その場合、下記のような弊害や無駄が発生してしまいます。

  1. 仮想マシンが増加するたびにバックアップ設定の見直しが発生
    物理サーバと違って仮想マシンは簡単に複製することができますが、その分バックアップの対象となる仮想マシンも増えてしまいます。しかし、バックアップの設定を個別の仮想マシン単位で考慮する必要がある場合、手間が増えていってしまいます。
  2. 物理リソースに競合が発生
    仮想化環境では、1台の物理サーバ上に複数の仮想マシンを実装することができます。言い換えれば、多くの仮想マシンが同じハードウェアリソースを共有して稼働しています。したがって、各仮想マシンに対して、物理サーバ環境と同じ手法でバックアップジョブを同時実行した場合、ストレージやネットワークのI/Oに競合が発生します。
    結果、バックアップジョブが長時間化し、夜間や休日などの予定時間内に作業が終了しないといった影響が生じるのです。
  3. 複数のバックアップソフトが乱立
    仮想マシンごとに異なるゲストOSが混在しているような仮想化環境において、それぞれに適したバックアップソフトを用意している――。このような複数のバックアップソフトの使い分けは、運用上で大変な混乱を招きます。
  4. 仮想マシンごとにライセンス費が発生
    バックアップソフトの中には、仮想マシン単位でエージェントのライセンス費が発生するものもあります。仮想マシンを作成するごとにコストが膨らみ、せっかくのサーバ統合によるコスト削減のメリットが失われてしまいます。
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