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失敗例から学ぶ、正しいVDI(仮想デスクトップ)導入 (1/3)

2016/07/14

VDI(仮想デスクトップ)は、「マルチデバイス対応」「どこからでもアクセス可能」「運用コストの最適化」「セキュリティ対策の強化」などのあらゆる観点から物理PCが抱えていた課題を解決し、ワークスタイル変革を促すソリューションとなります。しかし、スムーズにVDI導入が進んでいるかというと、思ったように事が運ばないのが現実です。よくある失敗例からその原因を探り、あるべきVDIの導入方法を検討してみましょう。

VDI導入には陥りやすい失敗のパターンがある

VDI導入を成功させる第一歩は、失敗例に学ぶことです。上手くいかなかい原因をしっかり理解し、同じ轍を踏まないことで、正しいVDI導入に臨むことができます。

VDIのメリットは4つに集約される

VDI(仮想デスクトップ)は、VMware vSphere®上で仮想化されたPC(VM)を複数台まとめて1つの物理サーバ上で稼働させ、ネットワーク経由で画面転送して利用する仕組みです。これにより、下記のような効率的なデスクトップ運用を実現することができます。

  • マルチデバイス対応:手元の端末は画面を見るだけなので、タブレットやスマートフォンでもかわわない。
  • 場所に依存しない利用:同一アカウントでアクセスすれば、同じデスクトップがどこからでも利用できる。
  • セキュリティの強化:データはすべてサーバに閉じ込めて管理。OSのマスタイメージを入れ替えることで感染を駆除することも可能に。さらにVMware NSXを組み合わせることでネットワーク仮想化によるマイクロセグメンテーションを適用し、マルウェア感染の範囲を最小限に抑え込むことができる。
  • 運用の簡素化:マスター管理による簡素化や、OSの入れ替えなどPC障害時よりも容易に作業ができる。

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VDI導入でよくある6種の超えなければいけない壁

前項のようなメリットから、情報システム部門を中心にVDI導入に対する機運が高まっています。しかし、どんなに熱心に導入効果を語っても会社は重い腰を上げてくれません。経営陣や人事部門、さらには業務部門のエンドユーザーいたるまで懐疑的な目を向けるばかりで、賛同を得られないのです。これではいつまでたってもVDI導入は実現しません。
VDI導入が上手くいかない原因(誤解)は、大きく次の6つのパターンに集約されます。

  1.  PCと比べて1台あたりのコストがはるかに割高になる(コストの壁)
    scenario_001
  2.  楽になるのは情報システム部門だけ(部分最適)
    scenario_002
  3.  ネットワーク(回線)が接続できない場所では使えない(針小棒大、過剰な反応)
    scenario_003
  4.  自宅でサービス残業させるわけにはいかない(運用、ルール)
    scenario_004
  5.  以前にもVDIを導入したが性能が出なかった(性能問題)
    scenario_005
  6.  ITリテラシーの低いユーザーには使いこなせない(ユーザ部門からのクレーム)
    scenario_006
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