課題を解決

ここまでできる!
VMware Horizonの“使いこなし術”
【一歩踏み込んだ活用編】(2/3)

2017/09/19

運用を効率化するツール群を活用

VMware Horizonには、VDI環境の管理を簡素化し、効率的な運用をサポートする豊富なツールが用意されています。

ユーザープロファイル管理の効率化

App Volumesを導入したVDI環境では、アプリケーションを各ユーザーと紐づけて管理することになります。そこで必須となる煩雑なユーザープロファイル管理を簡素化するため、VMware HorizonではVMware User Environment Manager™という製品を提供しています。
具体的にはユーザが個別に設定したWindowsやアプリケーションの設定をユーザプロファイルから切り離すことが可能となり、「デフォルトコンフィグの設定や追加機能の設定値変更が容易になる」「ログインやアプリケーション起動をトリガーとして設定を配布(強制)する」といったメリットを得られます。

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ユースケース:ロケーション/アプリベースのプリンタ割当て

VMware User Environment Managerを活用することで、たとえば接続元のロケーションやアプリケーションにあわせてプリンタを自動的に割り当てることが可能となります。

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VDIの展開をサポート

リンククローンやインスタントクローンによるVDIの展開をサポートする管理ツールとして、View Administratorを用意しています。Webベースの画面から、VDI環境の設定やステータスの確認を一元的に行うことができます。

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プロアクティブな運用を実現

VDI環境の日々の運用をサポートする管理ツールとしては、VMware vRealize® Operations for Horizon®を用意しています。たとえばユーザーから「デスクトップが遅くなった」という問い合わせを受けた際に、VMware vRealize Operations for Horizonにアカウントを入力すると、そのユーザーが使用している仮想デスクトップおよびオブジェクトの情報が抽出され、ダッシュボードに表示されます。

仮想CPUやメモリなどのリソース不足、データストアへのI/O集中、画面転送を担っているネットワークの帯域不足やパケットロスなど、さまざまな問題点を定量的な観点から分析し、原因を素早く特定することができます。また、その問題が一次的なものなのか恒久的なものなのか、あるいは局所的なものなのか全体に波及する恐れがあるのかといった状況を可視化し、プロアクティブな管理を実現します。

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