課題を解決

導入後に真価を発揮する HCI(ハイパーコンバージド インフラ)
Dell EMC VxRailによる仮想基盤の運用効率化(1/3)

2021/01/29

コンテンツ提供:SB C&S株式会社

現在、多くのベンダーから HCI(ハイパーコンバージド インフラ)製品が提供されていますが、どれを選んでも同じではありません。その差が顕著にあらわれてくるのは“導入後”です。仮想基盤の運用管理を効率化し、IT管理者の負荷軽減に徹底して貢献すべく開発されたDell EMC VxRailの特徴を、デル・テクノロジーズ パートナーSE部 パートナーシステムエンジニアの百瀬 康司 氏と、SB C&S  ICT事業本部 販売推進・技術本部 技術統括 第3技術部 1課の稲葉 直之 氏が解説します。

デル・テクノロジーズ パートナーSE部 パートナーシステムエンジニア 百瀬 康司 氏
デル・テクノロジーズ
パートナーSE部
パートナーシステムエンジニア
百瀬 康司 氏
SB C&S 株式会社 ICT事業本部 販売推進・技術本部 技術統括 第3技術部 1課 稲葉 直之氏(vExpert 2020
SB C&S 株式会社
ICT事業本部 販売推進・技術本部
技術統括 第3技術部 1課
稲葉 直之氏(vExpert 2020)

Dell EMC VxRailの概要

仮想基盤で顕在化する運用管理にまつわる課題

乱立する物理サーバーを集約・統合することでサーバー台数や設置スペースを削減するなど、当初はコスト削減を主な目的として導入が進んだサーバー仮想化ですが、現在では仮想基盤全体をシンプル化することで運用の効率化を求める企業のニーズが高まっています。

しかし思うような運用の効率化はなかなか実現できないのが現実です。

「仮想基盤を構成する様々なハードウェア(ファームウェア)やソフトウェアのアップデートが、以前よりもむしろ複雑化してしまった」、「トラブルが発生した場合の問い合わせ窓口が分散している」、「障害対応や日々のメンテナンスに社内の人材では対応しきれない」など、多くの課題に直面しています。

デル・テクノロジーズとヴイエムウェアが共同開発したHCI

上記のような仮想基盤の“運用後”に顕在化する様々な課題をデル・テクノロジーズの「Dell EMC VxRail」が解決します。
Dell EMC VxRailは、Dell EMC PowerEdgeサーバーをプラットフォームにVMware vSphere®やVMware vSANなどの仮想化テクノロジーを実装したHCI(ハイパーコンバージド インフラ)です。デル・テクノロジーズとヴイエムウェアの技術者が共同開発した製品で、デル・テクノロジーズの百瀬康司氏は、「両社のベストプラクティスが最初からすべて組み込まれた形で設計されています」と訴求します。

以降、Dell EMC VxRailの具体的な特徴を見ていきましょう。

アプライアンスでありながら柔軟な構成が可能

Dell EMC VxRailは1Uもしくは2Uサイズのアプライアンスとして提供される製品ですが、個別のSIと同等の柔軟なハードウェア/ソフトウェア構成が可能です。スタンダードな「Eシリーズ」や「Pシリーズ」から、GPUを搭載可能な「Vシリーズ」、耐久性と堅牢性を高めた「Dシリーズ」、ストレージ容量を重視した「Sシリーズ」、コア数の集約を重視した「Gシリーズ」まで豊富なラインアップを用意しており、さらにプロセッサやメモリ、ストレージなどのオプションも選択することが可能となっています。

「ハードウェアの組合せは数百万通りで、必要なものだけを適切なサイジングで導入していただくことが可能。余計なものを購入する必要はありません」(百瀬氏)

VMware のライセンスも選択可能

Dell EMC VxRailでは、VMware のライセンスもお客様の業務用途に合わせて選択が可能です。

「より安定的な運用のためには自動管理機能(DRS関連)を利用できるVMware vSphere Enterprise Plusをお勧めします。また、vSAN環境においてオールフラッシュ構成特有の機能を利用する場合はVMware vSAN Advanced、さらにQoSの確保や同期的DR(Stretch Cluster)を利用したい場合はVMware vSAN Enterpriseを選択します」(百瀬氏)

なお、VMware vSphereについてはすでに所有しているリテールで購入したライセンスも使用可能で、保守サポートの対象となります。(※一部制限あり)

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