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幅広いユースケースに適応できるハイパーコンバージドインフラ
ハイパーコンバージドインフラを支える “キーテクノロジー” はストレージ仮想化機能にある! (1/3)

2017/04/18

仮想化技術によって物理的なITインフラをよりシンプル化し、運用や拡張を容易にする技術としてHCI(ハイパーコンバージドインフラ)が注目されています。これを支えるキーテクノロジーとして、ヴイエムウェアではVMware vSAN™を提供しています。

ハイパーコンバージドインフラが求められる背景とVMware のアプローチ

昨今、次世代の仮想化基盤として、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)に注目が集まっています。その背景には、これまでの仮想基盤に内在しているストレージ課題をいかに解決するか?があります。

仮想基盤における共有ストレージの課題

サーバ仮想化がもたらした、技術革新はお客様とサーバの距離を縮め、ITシステム運用に大きな変革をもたらしました。ただ、サーバだけの革新では、仮想基盤に内在している複雑性を完全に払拭するまでにはいたりません。その原因の多くは、ストレージにあり、サーバ仮想化の適応範囲が拡大することで、ストレージがもたらす複雑性はより顕著になっているとも考えられます。一般的な共有ストレージには、ベンダーや機種ごとに固有の“クセ”や“コツ”が存在し、設計や運用にも専門的な技術が要求されます。これがお客様での運用内製化の妨げになり、導入時のみならず構成変更や保守コストが導入後も継続的に発生する要因です。また、ストレージはサーバ基盤とは別の専用ツールで管理する必要があり、仮想マシンとストレージを紐づける構成管理もサーバ仮想化の拡大に連動して、複雑性が増してきています。
さらに複数の仮想基盤が1台のストレージを共有している場合、停止やリプレースの影響範囲が大きく、HWのライフサイクルが揃わないことも大きな問題です。例えば、共有ストレージがリプレースを迎えると、リプレース対象ではない仮想基盤のデータまで移行対象となってしまい、多大な工数が必要となります。

仮想マシンとストレージの統合管理を実現

HCIの本質は、上記のような共有ストレージの課題を解決することにあります。サーバの内蔵ディスクをリソースとして活用することで、特殊性の高いハードウェアから脱却し、さらに、ストレージも仮想化されることで、仮想マシン環境と同等まで運用性を高め、お客様自身での運用内製化をストレージまで含めた範囲に拡張することを大きな目的としています。
これによりこれまで、課題として大きかった、構成変更や拡張がサーバベースの作業になり、単純にサーバをスケールアウト追加するだけで、ストレージの容量やI/O性能をリニアに拡張することが可能となります。
さらに、機器削減による省電力、省スペース化(ファイシリティコストの削減)、サーバとストレージのライフサイクルの統一といったメリットも得ることができます。

HCIを構成する2つの構成要素とVMware製品の関係

HCIは大きく、ハードウェアとソフトウェアの2つの構成要素に分割され、ソフトウェア側は「サーバ仮想化」「ストレージ仮想化」「管理ツール」の3つで構成されます。ヴイエムウェアではサーバ仮想化機能としてVMware vSphere®、ストレージ仮想化機能としてVMware vSANを提供しています。また、従来からご活用いただいているVMware vCenter®をHCIの統合管理ツールとしてご利用いただけることも内製化を早める大きなポイントです。

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物理基盤となる物理サーバは、x86ハードウェアであることが条件であり、2U/4ノードのような高密度なフォームファクタが必須といった制約があるわけではありません。一部、誤解されていることもあるようですが、1Uや2Uの通常のサーバも選択可能です。
VMware vSANをベースとしたHCIでは、サーバ仮想化機能として、vSphereをご導入いただいた際と同様に、国内外のベンダーの主要なサーバからお客様にとって最適な機器をご選定いただくことができます。

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