VMware Workspace ONE™ は、業務で必要なアプリケーションを多様なデバイスからシンプルに利用できるようにする統合デジタルワークスペースプラットフォームです。単一のカタログおよびシングルサインオン(SSO)の機能により、PCやタブレット、スマートフォンといったデバイスの種類を問わず、クラウド、モバイル、Web、Windowsのあらゆるアプリケーションにシンプルかつセキュアにアクセスすることが可能となります。また、会社支給の端末からBYOD(個人所有デバイスの業務利用)まで、あらゆるエンドポイント管理を統合するとともに、従業員のプライバシーも徹底して保護します。
ライセンス体系
VMware Workspace ONE には「Standard」「Advanced」「Enterprise」「Enterprise for VDI」の4つに加え、新たに「MDM Essentials」「Modern Management Essentials」が用意されています。従来のライセンスである「Standard」「Advanced」「Enterprise」「Enterprise for VDI」はマルチデバイスに対応するライセンス形態となっており、「MDM Essentials」「Modern Management Essentials」は管理するデバイスに特化したライセンス形態となります。ライセンスの購入単位は、「ユーザー単位」と「デバイス単位」のいずれか、利用形態として「共有SaaS」と「専有SaaS」のいずれかを選択することができます。
Standardは、基本的な統合エンドポイント管理およびSaaSへの統合アクセスを実現します。
Advancedは、より高度な統合エンドポイント管理とWorkspace ONEが提供している業務効率化アプリの利用、社内システムへのアクセスを実現することで、リモートワークを推進します。
Enterpriseは、StandardおよびAdvancedの機能に加え、サードパーティのセキュリティ製品などと連携することで、データを集約し、自動的な運用に繋げることができます。もちろん、従来の運用フローを自動化する第一歩目にもなります。また、Horizon Apps Universal Licenseも付与されていますので、高いセキュリティが要求されるシステムへのアクセスも実現します。
Enterprise for VDIは、Enterpriseの機能に、VMware Horizon Universal License のライセンスも付属されており、レガシーなWindowsアプリやデスクトップを仮想化し、クラウドやオンプレミス環境からあらゆるデバイスにセキュアに展開することが可能です。
MDM Essentialsは、モバイル端末に限定したMDMを利用したいお客様向けです。モバイルアプリケーション管理やDLP保護を備えたWorkspace ONE SDKなど、アプリケーションとデータの保護機能を搭載しております。
Modern Management Essentialsは、デスクトップに限定したMDM利用が可能です。MDM Essentialsの一部の機能に加え、パッチ適用やCVEの自動化、Sensorsによるコンプライアンスの確保など、Workspace ONE IntelligenceのPC管理自動化の一部の機能が含まれています。
Workspace ONE の柔軟な購入オプション
Workspace ONEでは、上記のようなエディション(バンドル)、ライセンス、ライセンスタイプを選択できるほか、導入方法や展開オプション、トレーニング&サポートについても自由に選択し、柔軟に組み合わせることが可能です。