導入について

マルチクラウドの管理製品に進化した VMware vRealize のライセンス(1/2)

2021/06/30

VMware vRealize の製品概要

管理系に位置づけられる3つの製品

VMware vRealize は、ヴイエムウェアが戦略的な強化を進めているBuild(構築)、Run(実行)、Manage(管理)、Connect(接続)、Protect(保護)の5つのカテゴリのうち管理系に位置づけられる次の製品を中心に 構成されています。

1. VMware vRealize Operations

仮想基盤を構成するVMware製品を俯瞰的に監視し、そこに起こっている異常やボトルネックを一目で発見して健全性を維持します。

2. VMware vRealize Automation

セルフサービスポータルを作成し、VM(仮想マシン)やアプリケーションの展開を自動化します。

3. VMware vRealize Log Insight

トラブル時に迅速なログ収集およびレポーティングを行います。

なお、これらのvRealize製品は単体で購入するほか、Suite(グループ)としてセット購入し、各製品を統合して利用することも可能です。

vRealize Operationsとは

VMware vRealize Operations は、VMware vRealize の中核となる仮想基盤の統合監視ツールです。オンプレミス製品およびSaaSサービスを提供しています。

VMware vRealize Operations Cloud とは

VMware Cloud on AWS を含むマルチクラウド環境の一元的な管理・監視を行えるSaaS型の製品です。スモールスタートですぐに利用を開始することができ、監視対象の増加に合わせてサービスをスケールすることも可能です。

さらに関連製品の VMware vRealize Automation Cloud や VMware vRealize Log Insight Cloud と連携させることで、より高度な運用の自動化を実現します。

vRealize Operations のエディション

vRealize Operations には、Standard、Advanced、Enterprise の3つのエディションと SaaS の vRealize Operations Cloud が用意されています。

大まかな選定の基準として、標準的な管理画面を利用したいという場合はStandardで十分に対応可能です。

一方、例えば 既存のダッシュボードだけでなく自社ユースケースに合わせてカスタマイズして利用したい」、「CPUの使用率だけでなく待ち時間も含めて監視したい」、「vSphere基盤のみでなく仮想マシンのOSレベルやvSANまで監視したい」といった自社独自のカスタマイズを行いたい場合はAdvancedをお勧めします。

さらにAWSやAzureなどのパブリッククラウド環境、あるいはインフラアップでKubernetesのコンテナ環境まで管理・監視を行う場合はEnterpriseをご利用いただく必要があります。

上記の3つのエディションは、「CPUライセンス」と「OSIライセンス」の2種類のライセンスでご利用いただくことができます。

CPUライセンスは文字どおりCPU数をカウントするもので、例えば物理CPUを2個搭載したサーバ上でvRealize製品を運用する場合、CPUライセンスを2式購入します。監視する仮想マシンの数に制限はないため、仮想マシンの集約率が高い基盤環境では、CPUライセンスを導入するのがお得です。

一方、CADやインフラ系サービスなどの1つの仮想マシンで多くのリソースを消費する集約率の低い仮想環境の場合は、OSIライセンスをお勧めします。こちらはOSのインスタンス数をカウントするもので、25インスタンスを1単位として購入することができます。

vRealize Operations Cloudをご利用いただく場合は、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月、48ヶ月および60ヶ月の契約期間となります。

 

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