導入について

令和時代のエンジニア育成 〜 VMware Learning による体系的な学び〜

2022/01/28

近年世界的にデジタル化・オンライン化が加速し、生活スタイルも大きく変化しました。パラダイムシフトが進む中、学びの手法にも選択肢が増えています。特定領域のみならずインフラからハードウェア、さらに仮想化技術のスキルも求められる多忙なエンジニアにとっては『いかに効率良くナレッジを習得するか』は重要なポイントです。

この『効率良い学び』について、VMware Learningトレーニング体系と合わせてご紹介いたします。

VMware Learning のトレーニング

VMware Learning では受講生の目的・職務・立場に即して受講できるよう、ソリューション毎に基本コースから上級コースまで体系的に学べるようコースをご用意しています。

  • データセンタの仮想化 (Data Center Virtualization :DCV)

    VMwareのコア製品VMware vSphereを学びます。各ソリューションに進む前にベースとなる部分(コース名:vSphere Install , Configure , ManageやOptimize & Scale)を学びます。

  • ネットワークの仮想化 (Network Virtualization :NV)

    ネットワークの仮想化やセキュリティに対応した製品であるVMware NSX-T Data Center環境の主要機能を学びます。

  • クラウド管理と自動化 (Cloud Management & Automation : CMA)

    仮想基盤を可視化し、効率的な運用を支援するVMware vRealize Operationsや、さまざまな製品を組合せた際のオペレーションを自動化するVMware vRealize Automationを学びます。

  • デスクトップモビリティ (Desktop & Mobility :DTM)

    デスクトップ仮想化のVMware Horizonの運用、管理、アーキテクトについて習得します。

  • デジタルワークスペース (Digital Workspace :DW)

    VMware Workspace ONE UEMおよびVMware Workspace ONE Access を使用した基本的な管理・運用手法を学びます。

  • アプリケーションのモダナイゼーション (App Modern : AM)

    コンテナと Kubernetes の基本的な概念を理解し、クラスタの操作について学びます。

  • 本格的なセキュリティ (Intrinsic Security: SEC)

    企業・組織のセキュリティポリシーに応じた形で、VMware Carbon Black 製品の機能を有効利用する手法を学びます。

ソリューションに沿って体系的に学ぶ

VMware Learning はソリューション毎に、それぞれ基本コースから上級コースまで体系的に学べるようにコースを用意しています。各ソリューションともにコース名称にInstall, Configure, Manage (ICM) もしくはDeploy & Manageコースが基礎コースとなり、トラブルシューティングやデザイン(設計)コースが上位コースに当たります。

これからVMwareプロダクトに携わる方には、ファーストステップとして、まずvSphere (データセンターの仮想化) をおさえていただくことをお勧めしています。全ての製品でこのvSphereの知識が前提に進みます。その後、デスクトップモビリティやネットワーク仮想化、アプリケーションのモダナイゼーションなど、他のソリューショントラックの学習に進むことを推奨しています。

vSphereから学ぶ

最初に受講するコースとして、vSphere Install, Configure, Manage (ICM) コースが一般的です。このコースではvSphereの各機能を学んでいただき、仮想基盤を構築できるようなベース知識を学んでいただきます。

既にvSphere基盤を運用、また提案や設計、サポート業務の経験がある方は、vSphere Optimize & Scaleコースがお勧めです。vSphereにおけるCPUのスケジューリング、メモリ管理の仕組みや、ストレージ、ネットワークのパフォーマンスをどう引き出すか、仮想基盤をどのようにして最適化するかを学ぶコースとなっており、とても人気のあるコースです。vSphereで真髄となる技術 = リソースコントロールをじっくり学べるコースとなっておりますので、VMwareに携わるSEとしては是非知っておきたい内容です。

注力するソリューションを学ぶ

コアとなるvSphereをおさえたら、他のソリューションに挑戦してエンジニアとして幅を広げるのも良いでしょう。依然として注目度の高いネットワークの仮想化製品NSX-Tや、コンテナ運用管理に欠かせないTanzuに関するスキルを身につけて、着実にクラウドエンジニアとしてスキルアップされる方も多くいらっしゃいます。

各ソリューションともにコース名称にInstall, Configure, Manage (ICM) もしくはDeploy & Manageコースが基礎コースとなります。

多様化する受講方法

本格的なテレワークの普及により講師と受講生が教室に集まるトレーニング、いわゆる対面型集合研修は需要・共有ともに減少しました。zoomを代表とするオンラインツールを利用した講師リード型トレーニングがメインとなった今、かつてはトレーニングのため都心への出張を余儀なくされていたエンジニアの拘束時間が格段に減り、企業の出張コストも抑えられています。

プライベートトレーニング

根強い人気を誇る、1社研修です。他社からのコース参加者がいないため、プロジェクトに沿った内容にカスタマイズも可能です。(アジェンダの省略、順番入替、時間配分など)

VMware Certified Instructor (VCI)と呼ばれる、厳しいインストラクター認定試験をパスした経験豊富なインストラクターを1社で独占可能です。

集合研修

一般公開されたスケジュールから、ご自身の都合に合わせてご参加いただける方法です。1名様から受講可能、認定講師や他の受講者様とzoomで繋がりますのでQAやディスカッションもスムーズに対応いただけます。

サブスクリプション

1年から3年までの期間でご契約いただける、VMware Learningオンラインコンテンツ使いたい放題プランです。オンデマンドコース (日本語化済みコースを含む) や試験対策コンテンツ、その他のテクニカルビデオに24/365でアクセスいただけます。同一企業・組織内の5名様以上でお申し込み可能なパッケージサービスです。5名以上のエンジニアがそれぞれ複数のトレーニングを受講予定の場合、大変お得なサービスです。

オンデマンドコース

30日間独学でコースを進めることができるオンライントレーニングです。講師リード型と同様に、コース受講完了でVCP等の資格認定要件を満たします。動画コンテンツ / Lab学習 / アセスメントテスト (一部のコースのみ) / アンケートで構成され、全てを30日以内に終了いただくことでコースコンプリートとなります。時間に縛られることなく、ご自身のペースで学習を進めたい方に最適な受講方法です。

(*) コンテンツやLab学習は講師リード型と同様のボリュームが含まれます。期間内にコースを終了させるという強めの意思をお持ちの方に向いています。

集合研修の開催日程はこちらをご参照ください
https://www.vmware.com/jp/jpedu_classroom.html

オンデマンドコース一覧
https://www.vmware.com/jp/jpedu_ondemand.html


VMware Japan Blog

VMware Larning の最新情報については、VMware Japan Blog でも発信しています。

VMware Japan Blog を読む

おすすめ資料ダウンロード

最新の「導入について」

人気の記事

関連情報

TOP