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【導入事例】株式会社UBIC 様

2013/02/12

何よりも信頼性を重視しVMwareを採用
サーバ仮想化でコストと機密性確保のバランスを実現

「VMwareは仮想化市場で大きなシェアを占めており、外部調査機関からもマーケットリーダーとして非常に高く評価されています。VMwareの採用を決めてからハードウェアの構成を設計しましたが、シェアが高いためエンジニアの確保が容易であることも ポイントの1つでした。また世界各地のデータセンターに分散した仮想環境の一元管理を実現する上でVMware vCloud Directorも非常に魅力的でした。」

導入目的

  • 訴訟というスピードが求められる中での迅速なシステム展開ならびに大規模データ処理の実現
  • 急速に拡大する事業への柔軟かつ迅速な対応
  • 機密性の確保とコストのバランスの実現

導入効果

  • 仮想サーバの迅速な提供によりeディスカバリの業務スピードに対応
  • vMotionなどによりダウンタイムなしでメンテナンスが可能
  • ネットワークで分離した仮想環境によりコストを抑制しつつ機密性を確保
  • 「Lit i View」の大規模データ処理を高い性能を維持して実現

ターニングポイントとなったクラウドサービス「Legal Cloud」

特許、製品安全などの分野において、日本企業が米国を係争地とする訴訟に巻き込まれるケースが急増しています。UBICは、米国独自の訴訟制度であるeディスカバリ(電子証拠開示)の支援を専門的に行う日本で数少ない企業です。eディスカバリの開示対象は、米国のみならず日本国内や世界に展開する事業所、従業員のPC内部に存在するデータも含むケースが多く、開示のための膨大な手間や多言語処理などの企業負担が大きな課題となっています。米国における同社の評価は非常に高く、2012年5月には米国最大手のICTアドバイザリ企業であるガートナー社の位置付けを取得。ディスカバリ業界において、高度なアジア言語解析技術をはじめ、アジア企業案件の実績やノウハウ、データの安全性の確保などが総合的に評価されました。
2003年創立以来、急成長を続ける同社にとってさらなる飛躍に向けたターニングポイントとなったのが、2011年の秋にスタートしたクラウドサービス「Legal Cloud」です。eディスカバリ手続きをトータルでカバーする電子証拠開示支援システム「Lit i View」をクラウド上でサービスとして提供する「Legal Cloud」の準備が始まったのは2011年の春でした。

機密性、スピード、コストの課題に応えるために仮想化を採用

「Legal Cloud」の基盤には、急速な事業拡大への対応とともに、eディスカバリならではの条件がありました。「機密性の高いデータを扱っているため、ユーザ毎に環境を分離することが不可欠でした。しかし、その一方で機密性の確保とコストのバランスをとることも必要です。また訴訟というスピードが要求される状況の中で、要望に対して大規模データを素早く処理しなければなりません」とテクノロジー部 部長 武田 秀樹 氏は話します。
さらに、eディスカバリは国際的な訴訟となるため、世界中の拠点に同様のサービスを運用するインフラを構築することも必要でした。その背景について「アジアの企業がeディスカバリに対応する場合、データをすべて押さえられてしまうリスクがあります。そうした事態を回避するには自国の法律が及ぶ範囲で処理を行い、訴訟に必要なデータだけを絞って国外に出すことが重要です」とテクノロジー部 木口 雅史 氏は話します。
こうした課題の解決策を検討する中で、機密性とコストのバランスをとるためには、ネットワークで分離した仮想環境の活用が最も適しているという結論に至りました。また、仮想サーバの迅速な提供によるeディスカバリの業務スピードへの対応や、世界中の拠点への展開のしやすさもポイントとなりました。

何よりも信頼性を重視しVMwareを採用。VMwareのテクノロジーで更なる効率化を展望

企業の命運を担う重要な情報が集まる仮想化基盤の採用において、同社は何よりも信頼性を重視しVMwareを選択しました。「VMwareは仮想化市場で大きなシェアを占めており、外部調査機関からもマーケットリーダーとして非常に高く評価されています。VMwareの採用を決めてからハードウェアの構成を設計しましたが、シェアが高いため扱えるエンジニアも多く確保が容易であることもポイントの1つでした。また世界各地のデータセンターに分散した仮想環境の一元管理を実現する上でVMware vCloud Directorも非常に魅力的でした」と木口氏は話します。
現在、世界8拠点にVMware vSphereを導入、ホスト数40台、VM数700以上となっていますが、サービスのスタート当初はVM数も約1/3でした。「この1年間で扱っているデータ量も70TBから220TBに増大するなど急速にビジネスが拡大しました。当初はストレージ不足なども起きていましたが、vMotionなどのvSphereの機能を活用し、ダウンタイムなしでストレージの増強などのメンテナンスが行えました」(武田氏)vSphereの導入により、機密性、スピード、コストなど当初の課題はすべて解決できました。
今後について「各拠点にデータセンターを立ててスピード重視で仮想環境を構築してきましたが、これからは運用管理の効率化によるコスト削減が重要なポイントとなります」と木口氏は話します。
同社では、世界の拠点に分散する仮想環境の一元管理を実現するVMware vCloud Directorや、リソースの予測を支援するVMware vCenter Operationsの導入によりTCOの削減を目指しています。また、VMwareのプロフェッショナルサービスを利用し社内エンジニアのスキルの均一化を図るとともに、VMwareの機能を最大限に活かすことでお客様満足度のさらなる向上に取り組んでいます。


お客様情報

企業名
株式会社UBIC
Webサイト
http://www.ubic.co.jp/
業種
サービス業
事業概要
UBICは、米国独自の訴訟制度であるeディスカバリ(電子証拠開示)の支援を専門的に行う日本で数少ない企業です。eディスカバリ手続きをトータルでカバーする電子証拠開示支援システム「Lit i View」と、「Lit i View」をクラウド上で提供する「Legal Cloud」を展開しています。
導入製品
VMware vSphere

※上記は過去にVMware が制作したお客様導入事例の内容を元に作成しております。製品名・お客様の情報等は当時の内容です。

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