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【導入事例】株式会社インテージテクノスフィア 様

2014/07/15

約700VMが稼働する仮想環境の運用管理を支える
VMware vCenter Operations Management Suite。
キャパシティモニタリングから、計画的なインフラ増強が可能に

「長期的なキャパシティモニタリングによって、システム増強の適切なタイミングを把握できるようなったことは、心理的にもコスト的にも大きな安心感につながりました」

ITサービス本部 情報システム部 マネージャー 菅原 孝 氏
ITサービス本部 情報システム部
マネージャー
菅原 孝 氏
ITサービス本部 情報システム部 インフラ管理第1グループ 菊池 武史 氏
ITサービス本部 情報システム部
インフラ管理第1グループ
菊池 武史 氏
ITサービス本部 情報システム部 インフラ管理第1グループ 内田 浩介 氏
ITサービス本部 情報システム部
インフラ管理第1グループ
内田 浩介 氏

導入前の課題

  • 事業の成長に併せて拡大する仮想基盤の安定運用
  • 仮想環境の適切なリソース状況の把握に基づくインフラの増強
  • 運用担当者の管理負荷の増大

導入効果

  • 年間200台のペースで仮想マシンが増えていく状況下において、既存の人的リソースで安定的な運用管理体制を実現
  • 長期的なキャパシティモニタリングによる、適切かつ計画的なインフラ増強の実現
  • 明確な判断材料に基づくリソース強化による安心感の獲得
  • 既存仮想マシンの余剰リソース利用状況の把握

マーケティングリサーチの国内トップ企業であるインテージのIT関連部門が、2014年4月に独立して設立された株式会社インテージテクノスフィア。インテージグループの一員として、グループ全体のIT戦略を担う同社は、拡大する仮想基盤を最適に運用管理するためにVMware vCenter Operations Management Suiteを導入。仮想マシンが年間約200台のペースで増え続ける仮想環境のリソース管理を最適化し、運用管理業務の効率化を実現しています。

リサーチビジネスを支える仮想基盤の計画的増強が必須に

1960年にマーケティングリサーチのパイオニアとして創業以来、高度なリサーチ基盤と技術力を背景に成長を続けるインテージグループ。現在は市場調査・コンサルティングを中核に、システムソリューション事業、医薬品開発支援の3つを柱に事業を展開しています。「データ収集力」と「分析力」をコアコンピタンスとする同グループにおいて、最先端のITを駆使した評価・分析システムは重要なビジネス基盤となっています。

インテージのIT関連部門であった当初から、グループの成長を支援する戦略的なIT施策を牽引してきたインテージテクノスフィアでは、2006年から全社共通基盤の構築に着手。VMware製品を活用した仮想化にも取り組んできました。その後も事業の拡大に応じて物理サーバを追加してきましたが、全体のサーバ台数が増加してきたため、2010年に入って本格的な仮想基盤を構築することを決断します。しかし、それまでの仮想環境の運用で課題となっていたのが、インフラのキャパシティ管理でした。ITサービス本部 情報システム部 インフラ管理第1グループの菊池 武史氏は次のように話します。「仮想環境を導入する際は、必要となるCPUの数、メモリ容量、ディスク容量などを考慮してサイジングを行い、インフラのリソースを見積もっていました。導入後については、VMware vCenter Serverのパフォーマンスモニターを使って、残リソースのトラッキングは行っていたものの、VMware vCenter Serverでは1週間より古いデータはロールアップされてデータの粒度が粗くなってしまうため、長期的なキャパシティ管理には限界があります。この問題を根本的に解決するためには、より長いレンジでのリソース利用状況に基づいたキャパシティ管理ができ、計画的なハードウェア増強の適切な意思決定を支援してくれるソリューションが必要でした」
キャパシティ管理に最適なソリューションを検討した同社は、VMware vSphereを活用して本格的な仮想基盤を構築するタイミングに合わせて、VMware vCenter Operations Management Suiteの採用を決断します。菊池氏は「vSphereによる仮想環境の可視化やキャパシティ管理ができる唯一のソリューションであり、迷うことなく採用を決めました」と振り返ります。

年間200台のペースで増加するVM数同じ人的リソースで安定した運用を実現

2010年の仮想基盤の構築以降、インテージテクノスフィアでは、既存の物理サーバの仮想環境への統合を継続的に推進してきました。その結果、2014年4月現在、インテージグループのIT基盤は4つのvSphereデータセンターで60台のホストと約700台の仮想マシンが稼働する、まさにプライベートクラウド環境に移行しています。
振り返ると、事業の拡大に伴い年間約200台ものペースで仮想マシンが増え続ける状況下において、VMware vCenter Operations Management Suiteの導入効果は明確に現れていました。まず挙げられるのが、長期的なキャパシティモニタリングによって、適切なタイミングでインフラの増強が可能になったことです。それまでも運用状況に応じてその都度ハードを増強してきましたが、現在は事前予測に基づいて増強計画が立てられるようになりました。ITサービス本部情報システム部インフラ管理第1グループの内田 浩介氏は、VMware vCenter Operations Management Suiteから直近の1年間のリソース情報をグラフ化し、増加率を見ながら、キャパシティがいつ頃に限界に近づくかを予測しています。この予測に基づいて、2014年2月にはホストのメモリを増強し、適切なパフォーマンスを維持することができています。その他にも、ストレージのレイテンシーをVMware vCenter Operations Management Suiteから確認し、I/O性能を維持することに活用したり、全体のCPUの利用状況を見ながらパフォーマンスを確認したりしています」と話します。

もう1つの効果は、運用効率の向上です。この点について、ITサービス本部情報システム部マネージャーの菅原孝氏は「もしVMware vCenter Operations Management Suiteがなければ、仮想マシンのリソース状況を1台1台確認し、全体のリソースを計算しなければならず、それだけで1週間はかかっていたでしょう。それがVMware vCenter Operations Management Suiteの導入後は、一瞬で全体のリソース状況を確認することができ、大きな工数削減につながりました。この管理環境であれば、今後も同じペースで仮想マシンが増え続けても、人的リソースを増強することなく、安定した運用を維持することができます」と話します。さらに、VMware vCenter Operations Management Suiteの導入メリットを総括して、菅原氏は次のように付け加えます。 「長期的なトレンドを踏まえた説得力のある数値情報が得られるので、明確な判断材料に基づくリソース強化が実現しました。その結果、あと何カ月は大丈夫というように、心理的にもコスト的にも大きな安心感が得られるようになっています」

リソース利用のさらなる最適化と自動化の促進による真のプライベートクラウドへ

VMware vCenter Operations Management Suiteによって、現在稼働している仮想マシンのリソース消費が最適であるかどうかを把握することが可能になったことで、インテージテクノスフィアのIT戦略は新たな展開を迎えています。菊池氏は「実際は、オーバーサイジングとなっている仮想マシンも多数存在しており、最適なリソース配分にすることで、さらに有効活用できると考えています。それにあたっての業務部門との調整はこれからになりますが、VMware vCenter Operations Management Suiteのレポートによる客観的な事実を提示しながら、最適化を推し進めていきます」と抱負を語ります。
さらなる目標として、運用の自動化の促進も見据えています。菊池氏は「これまでもVMware DRSを活用して運用の自動化に取り組んできましたが、今後もコストと効果のバランスを考慮しながら、VMware vCloud Automation Centerに代表されるクラウド運用の自動化ツールを活用し、真のプライベートクラウドへと進化させていく予定です」と語ります。インテージグループのマーケティングリサーチ、データ分析事業をITで支える同社のIT戦略の進化は、VMwareの最先端のテクノロジーによってますます加速しようとしています。

【導入事例】株式会社インテージテクノスフィア 様


お客様情報

企業名
株式会社インテージテクノスフィア
Webサイト
https://www.intage-technosphere.co.jp
プロフィール
株式会社インテージのIT関連部門と株式会社インテージ長野を統合し、業界専門性を有したITプロフェッショナルとして「株式会社インテージテクノスフィア」として2014年4月1日に発足。現在、システムインテグレーション、マーケティングリサーチ、グループ会社のIT支援、集計・分析の高い技術力を活かした高度なITサービスを提供しながら、インテージグループの一員として、企業価値を高めるマーケティング活動に貢献している。
導入製品
VMware vCenter Operations Management Suite
VMware vSphere

※上記は過去にVMware が制作したお客様導入事例の内容を元に作成しております。製品名・お客様の情報等は当時の内容です。

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