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【導入事例】株式会社フラワーオークションジャパン 様

2012/06/23

仮想化によるサーバ統合で消費電力や運用管理コストを削減
シンクライアント導入により使いやすさ、業務継続性が向上

システム部 部長 中島 宏 氏

システム部 部長 中島 宏 氏

「VMware製品の導入は、当初、検証が目的でしたが、非常に安定稼働していたため、物理サーバの統合を進めることにしました。APサーバから始めて、データベースサーバ、メールサーバなども仮想環境上に移行しました。仮想デスクトップではシンクライアントを合わせて導入し、その使い勝手の良さは利用者に好評です。VMware Horizon Viewによりパッチ当てなどもイメージの展開だけですから運用管理もとても容易ですね」

導入目的

  • サーバの仮想化によるサーバ台数の削減
  • 新しいOSへの対応など運用管理の効率化
  • ビジネスのスピードに対応できるITインフラの構築
  • パッチ当てなどエンドユーザの負担軽減とセキュリティ強化の両立
  • 外出先や自宅でも業務を継続できる環境の整備

導入効果

  • サーバ台数の削減による消費電力や運用管理コストの削減
  • 業務を止めることなくサーバのメンテナンスが平日でも可能
  • 仮想サーバの迅速な提供によりビジネスのスピードに対応
  • 仮想デスクトップによりパッチ当てなどエンドユーザの負担を軽減しセキュリティも向上
  • 新しいOSへの移行や部署の移動などの対応も容易
  • シンクライアントを活用したモバイル環境基盤の確立

物理サーバの8割を仮想化、次にデスクトップの仮想化に着手

同社は2009年にWindows用に導入していたブレードサーバをVMware ESX用とし、3台構成でAPサーバの仮想化を行いました。2010年にはブレードサーバやストレージを追加、
VMware vSphereも上位バージョンを導入し、データベースサーバやメールサーバの仮想化を実施。現在、仮想サーバは50台、物理サーバの8割を仮想環境に移行できました。また集約率の観点では1台の物理サーバ上で最大15台の仮想サーバが稼働しています。
サーバの仮想化の次に、同社は、新しいOSへの移行、パッチの適用など運用管理工数の削減や、エンドユーザの使い勝手の向上を目的にデスクトップの仮想化に着手しました。2011年、VMware View Premierを導入。採用の理由について「1つのマスターから複数の仮想マシンにイメージを展開できるVMware View Composerは、運用管理面で非常に役に立つだろうと。またアプリケーションの仮想化により新しいOSへの移行も容易となるVMware ThinAppも魅力でした」と同社 システム部 部長 中島 宏氏は語ります。同社は、仮想デスクトップと合わせてシンクライアントも導入し、最初のステップとして営業スタッフがシンクライアント30台を利用しています。

サーバの仮想化により消費電力や維持管理コストを削減

サーバの仮想化、デスクトップの仮想化は、同社にとって非常に投資対効果が大きかったと中島氏は話します。
サーバの仮想化における導入効果では、まずブレードサーバとの組み合わせでラック本数も4本から2本となり、省スペースはもとより年間100数十万円の消費電力コストの削減につながりました。
一過性ではなく運用面の維持管理コストの削減に貢献している点についてはこう説明します。「これまで個別で導入していたため、ハードウェアの保守の時期やOSのバージョンが不統一で、更新作業などで多くのムダなコストが発生していました。仮想化によりサーバの一元管理が可能となり、移行作業も効率的かつ容易に行えます。また共有ストレージも合わせて導入したことでリソースの最適化も図れます」。情報システム部門の負荷も大幅に軽減されました。週末の夜間や休日でなければできなかったサーバのメンテナンスも、vMotionにより仮想サーバを別なサーバに移してメンテナンス作業を行うことで、業務を止めることなく平日でも作業が可能に。
また、vCenter Serverで仮想環境の統合管理を実現し、安心かつ効率的な運用を行っています。
さらに、新しいサービスにも迅速かつ柔軟な対応が可能になりました。「今後、リモート環境からインターネット経由でセリ取引に参加できるシステムが稼働開始する予定です。ビデオ配信などを行うためにサーバを増設する場合も、数台の仮想サーバなら1日で用意できます」

シンクライアントの使いやすさが利用者に大好評

デスクトップ仮想化の導入は利用者からも高い評価を得ています。「Windows のアップデートやパッチの適用は、これまで営業スタッフそれぞれが行っていましたが、セキュリティの観点からも不十分でした。
いまは、VMware View Composerを活用して定期的にサーバ側で一括して実施しています。営業スタッフの負担も軽減され、適用漏れもなくなりました。また、シンクライアントの導入により作業画面の立ち上がりが速くなり、スイッチを入れると、すぐにそれまでやっていた作業が継続できると大変好評です」。
運用管理面では、パソコンの故障時や部署の移動の際、これまではセットアップやインストール作業を行う必要がありましたが、いまは仮想デスクトップのイメージを展開するだけです。新しいOSへの対応も容易に行え、デスクトップ単体が故障しても別のデスクトップで業務の継続も可能です。
仮想化を成功に導くポイントは何か。最後の質問に対してはこのようにお答えいただきました。「どのようなシステムでも導入するときは投資が必要です。当社にとって仮想化の導入は投資以上に多くの効果やメリットを生み出しています。将来を見据えた上で、できるところから始めることが最初のポイントになります。初期投資を抑制しながら、運用効率に優れたシステムを創り上げていくことが大切です」

【導入事例】株式会社フラワーオークションジャパン 様


お客様情報

企業名
株式会社フラワーオークションジャパン
Webサイト
http://www.faj.co.jp/
業種
流通(卸売・小売)
事業概要
日本全国はもとより世界各国から花が集まる日本一の花き(観賞用園芸植物)市場、東京都大田市場花き部。1990年、同市場の開場とともに卸売業者として開業したフラワーオークションジャパンは、全国や海外の生産者と、20,000店の花専門店、量販店などを結ぶ花き流通のリーディングカンパニーです。現在、同社の年間取扱アイテム数は、切り花10,000種、鉢物8,000種に及び、品質保持第一の物流体制やマーケット情報の提供など、中央卸売市場機能の担い手としての役割を果たしています。
導入製品
VMware vSphere, VMware Horizon View
対象サーバ数
10〜49台
利用ユーザ数
100名~499名

※上記は過去にVMware が制作したお客様導入事例の内容を元に作成しております。製品名・お客様の情報等は当時の内容です。

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